自然・歴史・市民活動などの地域資源を活かしながら、演劇・ダンス・音楽・デザインなどの表現と観光・教育・福祉を掛け合わせ、地域の特徴を活かしたまちづくりを推進してきた。近年は、障害者・子ども・LGBTQ・日本語を母語としない人たちとともに課題を見つけ、学び合いながら、共に解決策を導き出す事業を展開している。
表現分野・業種・世代・障害・言語・性など、異なる属性の者たちが表現を介して出会い、誰もが安心して過ごせる社会の創出を目指す。
2010年、都市の隠れた回路を探り出す「漂流」(dérive) というアイデアに刺激を受け、中村茜、金森香、藤原徹平の3人の理事がNPOとして設立。市街と参加型アートを結びつける「スペクタクル・シリーズ」や、多領域の受講生が一夏で演目を作り上げる「サマースクール事業」などを主催・企画。建築・パフォーミングアーツ・ファッション・アートなど様々なジャンルを越境する人材の出会いの場を生み出すようなプロジェクトの数々を手がけてきた。
2018年、一般社団法人に変更。改めて現代の社会課題と表現に向き合い再始動した。
2019年にはTrue Colors Festivalの事務局運営や広報に携わる。
1974年生まれ。セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの批評芸術学科を卒業後、出版社リトルモア勤務を経て、2001年有限会社シアタープロダクツ設立、取締役として広報、コミュニケーションにまつわる企画やマネジメント業務を担当。09年~10年、スペクタクル・イン・ザ・ファーム実行委員長、10年よりNPO法人ドリフターズ・インターナショナルをスタートし理事を務める。「ドリフのファッション研究室」などのアパレル業界における勉強会シリーズも企画し、「ファッションは更新できるのか?会議」を水野大二郎とフィルムアート社より出版した。包装材料問屋シモジマの新業態「ラップル」のオープンではクリエイティブディレクターとして参画、現在、株式会社ロフトワークAWRD編集長を担当するほか、様々なイベントのプロデュースを行っている。
1979年東京生まれ。日本大学芸術学部在籍中より舞台芸術に関わる。2006年株式会社プリコグを立ち上げ、08年より同社代表取締役。チェルフィッチュ・岡田利規、ニブロール・矢内原美邦、飴屋法水などの国内外の活動をプロデュース、海外ツアーや国際共同製作の実績は30カ国70都市におよぶ。2009年NPO法人ドリフターズ・インターナショナルを、金森香(AWRD)と藤原徹平(建築家)と共に設立。そのほか、『国東半島アートプロジェクト2012』『国東半島芸術祭2014』パフォーマンスプログラムディレクター、2018年よりアジアを旅するエクスチェンジ・プラットフォーム「Jejak-旅 Tabi Exchange : Wandering Asian Contemporary Performance」の共同キュレーター等を歴任。2016-17年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の支援を受けバンコク(タイ)に18ヶ月、ニューヨ ーク(アメリカ)で6ヶ月研修。2011~2015年、日本大学芸術学部演劇学科 非常勤講師。舞台制作者オープンネットワークON-PAM理事。
建築家。横浜国立大学大学院Y-GSA准教授 フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰 一般社団法人ドリフターズインターナショナル理事。
1975年横浜生まれ、横浜国立大学大学院修士課程修了2001年~隈研吾建築都市設計事務所勤務、設計室長・パートナーを経て2012年退社。2012年より現職。一般社団法人ドリフターズインターナショナル理事、宇部ビエンナーレ運営委員・審査委員・展示委員。
主な作品に「等々力の二重円環」、「代々木テラス」、「稲村の森の家」、「那須塩原市まちなか交流センター」など。著書に『7inch Project〈#01〉Teppei Fujiwara』(ニューハウス出版、2012年)、共著に『アジアの日常から』(TOTO出版、2015年)、『応答 漂うモダニズム』(左右社、2015年)など。受賞に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞 日本建築士会連合賞奨励賞、東京都建築士会住宅建築賞、日本建築学会作品選集新人賞など。
1979年東京生まれ。2008年Royal College of Art 博士課程後期修了、芸術博士(ファッションデザイン)。2012年 -2019年慶応義塾大学環境情報学部准教授、2019年から京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授。デザインと社会の関係性を批評的に考察し架橋する多様なプロジェクトの企画・運営に携わる。主な活動にDESIGNEAST実行委員、インクルーシブデザインの普及・実践活動、蘆田裕史とファッション批評誌『vanitas』の刊行、共著書に『x-DESIGN』、『Fabに何が可能か』、『インクルーシブデザイン』、『リアル・アノニマスデザイン』、『fashion design for living』、『ファッションは更新できるのか?会議』などがある。
京都大学学術研究支援室リサーチ・アドミニトレーター。東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻(保存修復建造物) 修士課程修了、博士課程研究指導認定退学。文化庁新進芸術家海外研修員としてMansilla+Tuñón Arquitectos(マドリッド)に勤務、国立王室コレクション美術館を担当。以降、7年間にわたりスペインを中心に近代建築保存修復・設計に携わる。帰国後、京都造形芸術大学美術館大学構想ディレクターに着任(~2012年)、2014年から現職。研究環境についてのヒアリング調査や若手研究者に向けたワークショップを企画・実施している。一級建築士。VTS Visual Understanding in Education 認定ファシリテーター。
1976年生まれ。多摩美術大学美術学部建築科卒業。2009年空間デザイン事務所デザインムジカ設立。2018年からリソグラフ&オープンD.I.Y.スタジオ「Hand Saw Press」運営。多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師。主な活動に「スポーツタイムマシン」(メディアインスタレーション/第17回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルスエレクトロニカインタラクティブアート部門入賞)、日本科学未来館常設展「未来逆算思考」(空間設計・アートディレクション)、「TOKYOインテリアツアー」(出版/LIXIL出版社)など。アートやデザインという領域の垣根を超え、誰にでも開かれた場で共創する活動を続けている。
グラフィックデザイナー。1973年熊本県生まれ。東京造形大学卒業後、デザイン事務所勤務のち2003年より独立。出版・美術・演劇・音楽・CI /VI関係などを中心に活動。
文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人セゾン文化財団、公益財団法人アサヒビール芸術文化財団、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)、横浜観光コンベンション・ビューロー、横浜市、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、岡山市、国際交流基金アジアセンター
リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社、株式会社総合資格、大和ハウス工業株式会社、株式会社ワールド、NECディスプレイソリューションズ株式会社、旭ビルウォール株式会社、株式会社ペーパーワールド、太陽工業株式会社、IHI運搬機械株式会社、山梨県絹人繊維物工業組合、株式会社ナカダイ、大光電機株式会社、株式会社五十嵐惣一工務店、八王子ファッション都市協議会、中山メリヤス株式会社、ことぶき繊維加工株式会社、株式会社竹中工務店、アルタカ株式会社、株式会社キッカワ
国際舞台芸術交流センター(PARC)、YCC ヨコハマ創造都市センター、ゲーテ・インスティトゥート(ドイツ文化センター)、KAAT神奈川芸術劇場、東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、横浜トリエンナーレ組織委員会、3331 Arts Chiyoda、スマートイルミネーション横浜実行委員会、Archiship Library & Café、株式会社パルコ、一般社団法人ひばりエンタテイメント、日本財団、日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS、SHIBUYA QWS