ドリフターズ・サマースクール2012講師コメント【ダンスコース:矢内原美邦】
ドリフターズ・サマースクール2012、ダンスコース講師の矢内原美邦より、サマースクールを受講する皆さんに宛てたコメントが発表されました。ぜひご一読ください。
1) 学生時代にこころがけていたこと
10年先のことをイメージするようにする。
2) プロを目指す若者やサマースクール応募者に一言
たくさんのワークショップ、教室、オーデションをうけたりし外とのつながりを持つことをが大事です。
3) ドリフターズ・サマースクールに対する期待、意気込みなど
作品を夏休みの間につくることは、とても重要なことのように思います。
私自身も19才.アメリカに留学している時に、夏休みにADF(アメリカンダンススクール)
というワークショップに参加したことが、作品を創作することの興味、質を
高めてくれました。ドリフターズ.サマースクールが日本であることにとても喜びを感じます。
なかなか、稽古場か、授業を持つ大学の学内でしか学生達とは会うことが
できませんが、私はいまだに、多くの人と出会ってゆきたいと思っています。
是非、皆さんもチャレンジしてみて下さい。
踊りに興味があれば、それでいいと私はいつも思っています。
矢内原美邦
1997年、各分野で活躍するアーティストを集めたパフォーミング・アーツカンパニー「ニブロール」を結成。代表兼振付家としての活動を始める。05年、吉祥寺シアターのこけら落とし公演を契機に「ミクニヤナイハラプロジェクト」を始動、劇作・演出を手がける。2012年、『前向き!タイモン』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。また、舞台作品と平行してビデオアート作品の制作を始め、「off-nibroll」として映像作家の高橋啓祐と共に活動。