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開催終了。

子ども向けワークショップ・上映会&トーク開催!

2009年那須高原で開催した『スペクタクル・イン・ザ・ファーム』や2011年にヨコハマトリエンナーレの開催に合わせて開催された『港のスペクタクル-Enjoy with low electricity-』など同時代のアーティストと地域を掛け合わせたイベントを展開してきたドリフターズ・インターナショナル

2022年3月大田区・池上にて演劇カンパニー チェルフィッチュのイベントを開催!

 

【子ども向けワークショップ】チェルフィッチュといっしょに半透明になってみよう!
演劇カンパニー・チェルフィッチュの俳優といっしょに、物やオブジェとの一体化や、妖怪や死体になりきってみよう!演劇作品『消しゴム山』から生まれた「半透明になる」演劇メソッドを通してモノの見方を変えることで、子どもたちの発想力や表現力を育みます。

2019年『消しゴム山』クリエーション中の稽古場で初開催された本ワークショップですが、オンライン開催が続き、1年半ぶりのオフライン開催となります!
(前回のワークショップレポート:https://note.com/precog/n/nb6b8a79a7055

今回は地域から愛されてきた銭湯・久松温泉を会場にモノと「半透明になる」方法を探ります。

(過去のワークショップの様子)

 

【上映会&トーク】『消しゴム山は見ている』
モノ、時間、空間が人間のスケールを超えた世界を、人とモノの新しい関係によって描く演劇『消しゴム山』本作のコンセプトを体現する形で制作された映像作品『消しゴム山は見ている』の上映会を寺町・池上にある本妙院の本堂にて開催!
終了後には美術家・金氏徹平(『消しゴム山』セノグラフィー)と本妙院住職・早水文秀氏のトークイベントを行い、本作のコンセプトを美術と仏教という新しい視点から紐解いていきます。

『消しゴム山』東京公演 撮影:高野ユリカ

 

<開催概要>
チェルフィッチュといっしょに半透明になってみよう!
ファシリテーター:米川幸リオン、青柳いづみ、矢澤誠
日程:2022年
3月19日(土) 13:00〜15:00
会場:久松温泉(〒146-0082 東京都大田区池上3−31−16)
対象年齢:小学生1年生〜6年生
参加費:¥1,000
申込(先着順):https://chel-ws-2203.peatix.com

 

『消しゴム山は見ている』
ゲスト:金氏徹平(美術家・『消しゴム山』セノグラフィー)、早水文秀(本妙院住職)
日程:2022年3月26日(土) 14:00〜17:30(予定)
(上映時間:155分、アフタートーク:50分)
会場:本妙院(〒146-0082 東京都大田区池上1-33-5)
参加費: ¥1,000
申込(先着順):https://chel-talk-2203.peatix.com

<プロフィール>

チェルフィッチュ
岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。独特な言葉と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集める。2007年『三月の5日間』(第49回岸田國士戯曲賞受賞作品)にて国外進出を果たして以降、国内外合わせて90都市以上での上演歴を持つ。近年は、海外のフェスティバルによる委託作品製作の機会も増えており、活動の幅をさらに広げている。

©︎川島小鳥


金氏徹平
1978年京都府生まれ、京都市在住。2001年京都市立芸術大学在籍中、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学。2003年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。現在、同大学彫刻専攻講師。日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求。個展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016)、「四角い液体、メタリックなメモリー」(京都芸術センター、2015)、「Towering Something」(ユーレンス現代美術センター、2013)、「溶け出す都市、空白の森」(横浜美術、2009)など国内外での展覧会のほか、舞台美術や装丁も多数。あうるスポットプロデュース「家電のように解り合えない」(2011)、KAATキッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい「わかったさんのクッキー」(2015-2016)での舞台美術をはじめ、自身の映像作品を舞台化した「TOWER」(2017)では演出を手掛ける。

早水文秀
1970年東京都大田区池上生まれ。立正大学仏教学部卒後、本山 比企谷妙本寺、日蓮宗宗務院奉職を経て平成20年9月朗栄山本妙院住職に就任。
声明師会連合会企画部長。研聲会主宰
平成20年11月15日、紀尾井ホールの聲明公演に出演。平成23年9月10日、国立劇場「声明 十牛図」に出演。平成28年国立劇場「日蓮宗の声明」公演出演。
寺が本来持っていた、人が集まる・情報発信をする場という機能を再び持たせたいと思い、本妙院を会場として開放し、コンサートや様々なイベントなどを行っている。

朗栄山 本妙院
池上本門寺2世 日朗聖人の直弟子 日傳聖人が庵室として池上の西谷に開創。(年代不詳)旧称は妙蔵坊。元亀4年(1573)火災で焼失。池上本門寺12世日惺聖人が当時の住持、本妙院日逗聖人に再建の資助を与え、南谷外溝に移築再興し、本妙院とよばれるようになった。元禄3年(1690)池上本門寺の防災のため支院の整備、配置換え、総門の建立、此経難持坂(石段)の改修などが行われ、本妙院も現在地に移されたという。
https://www.facebook.com/ikegamihonmyouin/


関連企画
チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム畑』 at 池上

Visual design by Teppei Kaneuji

『消しゴム山』でおこなわれている人とモノの新たな関係を、自宅という日常空間で試みる『消しゴム畑』。今回は池上を舞台にした金氏徹平の彫刻パフォーマンスと、俳優それぞれの日常空間でのパフォーマンスによる、映像インスタレーションを展開。演劇でも、美術でもない、新たな鑑賞体験?!

日程:2022年3月25日(金)〜31日(木)
時間:11:00〜17:00 ※会場の営業時間に準ずる
会場:KOTOBUKI PourOver (〒146-0082 東京都大田区池上3-29-16)
入場無料・予約不要
詳細:https://chelfitsch.net/activity/2022/03/eraser-fields.html


クレジット

プロデューサー:水野恵美、栗田結夏
プロダクションマネージャー:遠藤七海
アドバイザー:小田桐奨、中嶋哲矢(L PACK./ WEMON PROJECTS )
宣伝美術:美山有
主催:一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL、一般社団法人チェルフィッチュ
企画制作:株式会社precog
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
会場協力:久松温泉、本妙院
特別協力:SANDO BY WEMON PROJECTS